二回目の月誕生日

どうしても書けない言葉があります


息子がこうなった、と認める言葉


だから、誰にも話せない


他の言い方で伝えれたらいいけど

わかってくれるんだろうか?

のほほんと毎日をそれなりに平和に生きている人に………


この人、何言ってるの?

訳わかんない、とか?


例えば、中原中也さんの詩「を少しもじってみたって、知らない人にはなんの事やら?


そんな事を考えながら仕事をしていたら、業務用の食洗機から出てきた包丁の刃に魅入られそうになって………


周りに人がいないと危ない、今日の私


夕方、お坊さんが来られる

準備しなきゃ


感情と現実の間を、行ったり来たり

悲しい気持ちは、止まる事を知らずに

ただ大きさを変えて、

いつも一緒にいる

この悲しい気持ちが、息子そのものなのかな………

それなら、一緒にいるのは、形を変えた幸せなのかな………


ただいま、

おかえり、


声が聞きたい

写経に行ってきました

昨日、初めて写経に行ってきました


家から車で小一時間

古いお寺で、でもご住職と奥様はお若そうで、

もし※※にお兄ちゃんがいたら、あれくらいかな?

禅宗のお寺なので、頭を丸めておられるから、はっきりとはわかりませんが………


でも、本堂?に高校生の制服が干してあったので、それくらいかな?


初めてです。という話しから理由めいた事を聞かれた訳ではないのに、全くの初対面なのに、

なんだか素直な気持ちになって、二ヶ月ほど前に息子が…と。

一瞬、沈痛な表情をされましたが、そこはやっぱりお坊さんだから?色んな方のお話を聞かれているのでしょう

すぐに切り替えられた様子で、

書きやすそうな筆を選んで下さり、

方法を教えて下さり、

後はただ集中して、

途中で疲れて手を休める時間が少しあったけど、一時間半と少しかかって書き終えました


自分ではもっと短い感じだったけど、終わってみて驚きました


何もない静かな時間、無音ではなく、木の葉ずれや風のざわめきの、とても自然の中にある時間を頂けたことに、改めて感謝でした


帰宅してたまたま救急車のサイレンが聞こえても、体が震えなかったのにびっくり。

心に力を頂けたようです


また来月も行ってみようと思えました


そうそう、明け方に見た夢

誰かが私の左の胸に切り込みを入れてました

※※が一緒に写経に行こうとしてたのかな?

ママ友で友人で

今日、仕事中に

※※がまだヨチヨチ歩きの頃に知り合って、

付かず離れずで一緒に歩いてきた友人に会いました


この前電話で話したのは

※※の今の誕生日

犬の散歩で私の仕事先の駐車場が見えるので

「今日も元気に仕事に来てるな、と安心するんだよ」と以前話してた

ちょっと車の色が目立つので、わかりやすいから、二ヶ月近く、あまり出勤できなかった事に気付いてなかったのかな?


あら、とうれしそうな声が聞こえたけど、つらくて顔が見れないので、仕事中をいいことにスルー………

四半世紀前に共通の友達を亡くしているので気持ちはわかってくれると思うけど、

話す覚悟ができていない


そのまま持場に戻ったら、涙が流れてきて、

同僚は事情を知ってるので慰めて励ましてくれるけど、

こういう事がまだまだ起きると思って欲しいと話して、ちょうど時間だったので帰宅

帰りの車で※※の名前を叫び、

帰宅してオットに事情を話してまた泣きくずれ、

写真を前にして、「あのお母さんになんて言ったらいいか教えてよ」と話していたら、また号泣………


いつか、話そうと思うけど、そんな日が来るかどうか、今はわからない………